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「地球と私達の健康」  医食同源紙への寄稿  第一回

健康を考えるときにまずは、図のように4つの視点から考えてみましょう。 (図がUPできません)

地球環境にやさしい暮らしを実践していく事は、健康に良いだけではなくて、実は思った以上にきもちがいい生活につながることが多いものです。  

◎「お肉」と世界のつながり
肉が多い食生活をせざるを得なかった欧州人と比べて、日本人は腸が長く肉食に向いていない人種です。肉を食べるとおならがくさくなりますが、これは腸内の腐敗菌から硫化水素などの有害物質が発生しているためで、肉の食べ過ぎと直腸ガンの因果関係はよくいわれるようになりました。

肉を生産するためには、たくさんのエネルギーを必要とします。牛肉では、その重さの約8倍のエサを必要とします。つまり200gの肉を生産するのに1.6kgのエサが必要なのです。何を食べているかというと、トウモロコシなどです。

ご存知でしょうか?
このトウモロコシというエサ(穀物)をとっても、世界には主食としている国や地域があります。飢餓に苦しむ子ども達がテレビ放映されることがありますが、彼らの食糧にこのトウモロコシを充てることができたら、と思いませんか?

しかし、政治的問題や世界的に強い日本の「円」を武器に、それらの穀物は「世界の飢餓人口12%(8億人)」といわれる中、「世界人口2%の飽食日本人」が「世界の輸入農産物の11%の穀物」を買ってしまいます。

1日500gの穀物で人は生きていけるといいます。日本人が一日に消費する牛のエサだけで飢餓に苦しむ子ども達の何日分の食糧になるのでしょう。(同じ地球上において4秒間に1人が餓死しているという現実があります。)

◎「命をわけあう」
飢餓に苦しむ、紛争に苦しむ子ども達は、私たち日本人一人ひとりが「何を買うか」、「何を買わないか」によって「命」が決まってくるといっても過言ではないのです。ですから、そのような子ども達を見て「かわいそうだな」とだけ思わずに、自身なにができるのか?ということを問い、一つでも実践していくことが始まりです。

◎小さくて大きな一歩
私たちの身の回りの環境や、世界の状況は思っている以上に深刻で、酷いものです。森林伐採、児童労働、資本家搾取の労働実態、日本のODA(政府開発援助)が世界環境を破壊する現状など上げるときりがありません。

現実を知らない、知ろうとしないという事はとても悲しいことです。私たちは、一人一人選ぶ自由があります。いろいろなお店で商品を買うとき、そして生活の中で、その裏側にはどのようなことがあるのか知る努力をしていくことが、地域の環境、世界の平和につながっていくキッカケになっていくことはすばらしいですね。

◎おいしいはしあわせ
しかし、いつもこのような事を考えていると負担ですし、疲れてしまいます。

お肉を食べる量を少し減らして、日本人が昔から食べてきた穀物、野菜中心の和食生活に近づき、その野菜が国産のもの、農薬を使わない栽培や自然栽培になっていった時、日本の大地も守られていきますし私たちの健康も未病治に近づき、世界の飢餓も減っていきます。

国産農薬不使用、自然栽培の農産物はとても「おいしい」、煮ものでは砂糖を使わずとも野菜の甘みで充分甘くて、とても「おいしい」。その「おいしさ」や、「楽しさ」を共有できる仲間が増えていくといいですね!

そして、お肉や砂糖を減らしていくと、こんなに自分の体は軽かったのか!と多くの人は感じることができます。

人それぞれ生活状況は違いますが、あなたのライフスタイルの中で、1つでいいのです。具体的に変化をつけてみませんか? 

日々「おいしいしあわせ」を積み重ね、おいしい感動を味わって健康に過ごしながら、地域や日本、世界がよりよい方向に変わっていき、未来の子ども達に素敵な環境を残せていけるということは素晴らしいですよね!

文責:サン・スマイル松浦智紀

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