サン・スマイル=無肥料自然栽培

無肥料自然栽培

 無肥料自然栽培に限らず、素晴らしい農産物を栽培されている生産者は全国にたくさんおられます。皆さんたいへんな人格者で、自然と「まつりあっている」ように見受けられます。栽培する人の心や想いが農産物に大きく影響していることを実感させられるのです。よく、田んぼの最高の肥料は「人の足音」(田を見に行ったり声をかけたりすること)だと言われますが、まさにその通りなのでしょう。
 農業の現場は理想や甘い言葉ではなく、現実として「いのち」を育む場です。その「いのち」と真正面から 真剣に向かい合った時、それまでとは違った視点から物事が見えてくるはずです。無肥料自然栽培を実践して いる方には、そのような方が多いのです。結論として「心が一番」ということではないかと思わされます。
 多肥栽培は、環境や健康から社会、政治などすべて観点から「非永続的」であると考えられます。対して肥 料を減らす、さらにはまったく施用しない、そして自家採種を続けていくといったことは、「永続的」な社会をも作るきっかけになるでしょう。

 「地球のため」「環境を守ろう」などという言葉をよく耳にしますが、私個人的には「地球のため」というフ レーズにはあまり共感できません。なぜなら、仮に近い将来に人類が滅亡したとしても地球自体は残るわけで すから、「地球のため」と言われていることは実のところ「人類のため」であると思えるからです。
 しかしそれを踏まえた上で、これからの未来に人類が生き残っていくことを目的とするなら、包括的かつ俯 瞰的に物事を考えていく必要があることは間違いありません。
 自然の一部でしかない人間が「自然には敵わない」のは当然のことです。だからこそ謙虚に、じっくりと観察しながら、「自然に適った」努力をしていきましょう!

 敢えて施肥しなくとも作物は充分な実りを得られるということについては、確信していただいて構わないと思いますが、先にも申しましたように、無肥料自然栽培は放任栽培のように簡単なものではなく、高度な知識や技術を必要とする栽培法です。そこへ行きつく過程において、大自然は私たちに何を教えようとしているのか?それは永遠の課題なのかもしれません。

 現状としては、無肥料自然栽培農産物は希少で、販売の現場では通年揃えることができません。しかし一人 ひとりが求めていくことが普及へとつながり、その分だけ永続可能な社会が生まれていきます。無肥料自然栽 培の農産物を食べてそのおいしさに幸せを感じることから、生産、流通、小売、消費を担うすべての人が当事 者として、未来の子どもたちからの預かり物であるこの地球を守り、胸を張って手渡せるような環境を作って いくことができるのです。そこから生まれてくるいのちの繋がり、営みは永続可能であり、私たち人類に真の 豊かさをもたらしてくれるでしょう! 


大自然のめぐみでうまれた農産物は
   生命力に溢れ「おいしいしあわせ」を感じられる野菜です!

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