サン・スマイル=無肥料自然栽培

作物の微量要素・ミネラル欠乏は?


無肥料自然栽培家 関谷農園

 無肥料自然栽培の場合、微量要素であっても施肥目的に施すことはしません。それでも作物は微量要素欠乏の状態を呈すことはありません(あくまでもこの栽培が完成されてきた段階での話です)。
 また一般栽培においては、ミネラル欠乏症に対してミネラル分を施用しても効果がないことがある事を現場の方は経験されたことがあることと思います。こうした現象についても、現代科学ではまだ理解不 可能なのです。

 作物の栄養価を化学分析しても、大きな差が出たり出なかったりと統一性がありません。また分析には膨大な費用がかかるため、そう多くは分析にかけられません。そこで新たな指標として注目されているのが抗酸化能です。
 一般に人の体が老化して病気になるのは、体内での酸化(活性酸素による)の影響が非常に大きいといわれています。その酸化を抑える能力を抗酸化能といい、具体的にはSOD(スーパーオキサイド・ジムスターゼ=活性酸素除去能力:ビタミン類など)がよく知られています。抗酸化能分析では、無肥料自然栽培と一般栽培における大きな差を示したデータがあるのです(現在弊社の基準であるDPPH 法)。
 この抗酸化能については、アメリカではすでに食品に表示しようとする動きが見られ、日本においても多くの食品製造業者が加盟するAOU 研究会(Antioxidant Unit)が国内統一基準を目指しているところです。