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あかし農園 明石誠一 無肥料自然栽培 【野菜全般】 (埼玉)


埼玉県入間郡三芳町在住。出身は東京都板橋区。2002年実家から通いながら研修を行った後、2003年に4畝の荒れた畑を開墾して就農。2005年に農林公社の就農支援をきっかけに畑を広げる。
現在1町4反の畑を耕作。露地野菜を栽培して、販路は個人宅配と自然食品店に出荷。
就農当初から自家採取は始めていたが、2006年ごろから固定種による自家採種開始する。就農当初は有機栽培を行い、2005年にサンスマイルの松浦さんと出会い無肥料自然栽培を知った。有機栽培を否定されたように感じていたが、本当に出来るかどうか自分でやってみないと納得できずに、その年の冬作全て無肥料で栽培してみた。
結果は散々だったが、そんななかでも出来た野菜がいくつかあった。ニンジン、水菜、小松菜などが出来てニンジンは交配種だったが家族から今までで一番美味しいと好評だった。
そんなことから何故で出来たのかさらに知りたくなり、木村さんの話や、無肥料自然栽培農家さんの話を聞かせていただき、徐々に畑を無肥料に転換していった。2008年より全面無肥料自然栽培に転換。


私は非農家からの就農で機械や作業場などが揃っていない。そんな自分のような者でも、きちんと就農できる姿を見せたいと思っている。
無肥料自然栽培でよく出てくる硬盤層。これを解消するサブソイラーなども私にとっては高価ですぐには手に入らないのである。だから植物(イネ科、マメ科、キク科など)の根を使って硬盤層に沢山の穴を開けることや、吸肥作用、土壌微生物の活動バランスの調整することで、誰でも取り組める栽培にしたいと思っている。
もちろんこれらの植物も自家採取していく。このような栽培に関する技(ワザ)はその土地、気候(変動している)によってさまざまであるので、常に終わりはないのである。

私が無肥料自然栽培を取り組むのには目的がある。それは永続的にできるだけ多くの命が心健やかに楽しく生活することである。農業はそのための基盤で、食は命をつなぐ重要な土台となる。食は自然からの恵で、人がそれを作り出しているのではなく頂いているのである。
つまり人は自然の一部ということ。
基盤が崩壊した上に産業も文明も作ることはできません。ですから私は自然のすばらしさと生かされている感謝の気持ちを一人ひとりと共感することを目的としているのです。
その一環として消費者との交流も行っています。
畑をフィールドにした自然体験を年5回実施(1月落ち葉掃き、6月ジャガイモ掘り、8月夏野菜もぎ取り、11月サツマイモ掘り、12月林の下草刈り)。2008年ネイチャーゲームリーダー資格取得。ネイチャーゲームとはシェアリング・ネイチャー(自然を共有する)ともいい、流れを作りながら諸感覚を使って深く自然を体感するものである。仲間とネイチャーゲームと農業を融合した新しい畑体験を実施している。野菜も生きていて種を残そうとしている、だから命を『いただきます』なんだ。と『いただきます』の意味を伝えたりしている。私もそのつど子供たちの新鮮な感覚に触れてすばらしい発見をさせていただいます。そんな自然に感謝。


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